2026年2月6日 日報
📌 概要
2026年2月6日の地震観測件数は 503件で、前日より 97件減少しました。
2016年熊本地震以降、地震観測回数は全体として多い状態が続いていますが、
経験的には **500件以下は比較的地震発生が少ない時期(収束期)**と捉えられる水準に近づいています。
ただし、観測件数は相対的な指標であり、
この数値のみから地震活動の状態を評価するものではありません。
📌 最大規模の地震
本日、最も規模の大きかった地震は以下のとおりです。
- 発生日時:2026-02-06 23:05:15.50
- 震源:父島近海
- 緯度:27.7183°N
- 経度:142.3900°E
- マグニチュード:M4.3
- 深さ:63 km
- 推定エネルギー:1.78×10¹¹ J
- ERI-Rank:S3
この地震を除き、その他の地震はすべて 1.0×10¹¹ J 以下で、
ERI-Rank S2 以下の小規模地震にとどまっています。
📌 特徴的な地震活動
13時35分には、三重県南東沖で 深さ384kmの深部地震(M3.3、5.62×10⁹ J)が発生しました。
また、浅深部(70〜300km)の地震は、
遠州灘、御嶽山、相模湾などで散発的に見られ、
茨城県北部では 近い時間帯に3件連続して発生しています。
浅部から浅深部(30〜70km)の地震は、
日本海溝沿い、和歌山県南西部(紀伊半島)に分布するほか、
豊後水道から日向灘、さらに薩南諸島へと連なる形で確認されています。
そのほかの地震は、陸域・海域を問わず全国的に広く分布しています。
📌 クラスタリングの状況
DBSCAN クラスターマップでは、クラスター数は 14となりました。
クラスター内の件数が20件以上の主な地域は以下のとおりです。
- 福島沖〜宮城沖(52件)
- 紀伊半島西部〜紀伊水道(26件)
- 青森県東方沖(25件)
- 熊本・天草(23件)
一方、クラスターに属さない独立震は 239件となっています。
📌 0.1度メッシュによる分布
0.1度メッシュで見ると、
島根県東部(35.30–35.40N / 133.20–133.30E)で 16件と、
比較的多い発生が確認されました。
📌 KDEヒートマップの特徴
件数分布では、
青森県沖、宮城・福島沖、木曽、紀伊半島西部〜紀伊水道、島根県東部で
比較的高い密度が示されています。
エネルギー分布では、これらの地域に加えて、
茨城県北部、木曽から東海、熊本・天草が目立っています。
本日は観測件数が少なめで、地震規模も小規模であることから、
密度が高く見える地域があっても、
それが直ちに大きな地殻変動を示すものではないと考えられます。
📌 まとめ
本日は地震観測件数が 503件と、前日から減少し、
経験的に整理している収束帯(500件以下)に近い水準となりました。
発生した地震は ERI-Rank S2 以下の小規模地震が大半で、
最大規模の地震も M4.3(S3)にとどまっています。
地震の分布は全国的に広く、
一部の海域や内陸部で件数・エネルギーの集中が見られるものの、
短期的な活動の揺らぎの範囲内と捉えられます。
回数や密度はいずれも相対的な指標であり、
本日の結果は 地震活動が落ち着いた状態に近づいている可能性を示す一方、
特定の異常や顕著な変化を示すものではありません。
引き続き、分布と推移を継続的に観測していく必要があります。
ERI 規模別震央マップ
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深さ区分別震央マップ
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クラスターマップ
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全国 0.1° メッシュマップ
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KDE ヒートマップ
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3D 散布図
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ET グラフ
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重心点と震央距離
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時系列推移グラフ
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λ(t) とヒストグラム
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強度関数グラフ
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震度観測点マップ
全国観測地震・震度観測地震震央マップ
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全国震度観測地震震央・観測点マップ
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